こんにちは、のすけ(@konosuke_photo)です。
「なんか体調悪いなぁ」って思った時に、新型コロナウイルスに感染したのか、それともただの風邪なのか、不安になりますよね。そんな時に簡易的にわかるチャートがあれば、参考になるかなと思います。今回は、そちらを紹介していきます。
そんな私も、先日、喘息のための薬が切れてしまい、地元の病院を受診したら、いつも以上に多くの質問されました。最後には念の為にレントゲンを撮り、現時点では、発症してないことが確認されて(精密検査をしていないので、無症状の可能性があるため)お薬をもらうことができました。
4つの病気を症状別に
ということで、今回はそんな皆さんのために、英語ですがそのチャートを見つけてきました!こちらは、アメリカのミネソタ州カーバー郡の公衆衛生局がWHOやアメリカの疾病予防管理センター(CDC)の発表した情報から、「新型コロナウイルス」、「インフルエンザ」、「風邪」、「花粉症(アレルギー)」の4つを “症状” と “頻度” 別に表したチャートを公開してくれました。こちらです。
下の画像をクリックすると元のファイルを見ることができます。
病名
チャートの左側が病名です。上から順番に
- 新型コロナウイルス 【COVID-19】
- インフルエンザ 【FLU】
- 風邪 【COLD】
- 花粉症(アレルギー) 【ALLERGIES】
です。
症状
チャートの上側が症状です。左から順番に
- 咳 【Cough】
- 発熱 【Fever】
- 呼吸困難(息苦しさ) 【Breathlessness】
- 体の痛み 【Body Aches】
- 頭痛 【Headache】
- だるさ、倦怠感 【Fatigue】
- 喉の痛み 【Sore Throat】
- 下痢 【Diarrhea】
- 鼻水 【Runny Nose】
- くしゃみ 【Sneezing】
- 涙 【Watery Eyes】
です。
それぞれの違いは?
チャートの中心に丸がありますが、赤>オレンジ>黄色>グレー>白の順で症状の頻度が表されています。
これを見てみると、新型コロナウイルスと風邪の違いを症状の頻度から判断すると、大きな違いは呼吸困難(息苦しさ)の有無にあるようですね。その他にも咳や発熱もありますが、風邪でもこれらの症状を自覚することもありますので、信頼性は低いかなと思います。
他にもインフルエンザやアレルギーとも比較ができますので、参考にしてみてくださいね。
新型コロナウイルスの治療の現状
私が参考にしたサイト(参照: 医療法人社団 加藤医院 – 新型コロナウイルスによる肺炎とは?他の肺炎と何が違うの?)によると、新型コロナウイルスによる肺炎は、一般的な肺炎(間質性肺炎)とは違った機序によって引き起こされるようなので、重症化すると、治療も難しいようですね。
以前に書いた記事(コロナウイルスで話題になっているECMOって?)でも、少し触れていますが、酸素投与や人工呼吸器、ECMOも、この新型コロナウイルスにおける治療においては、自身の免疫による快復を待つまでに維持する様な治療方針がとられているようです。特に、重症化が頻繁となる因子としては高齢者ということがあるようです。また、熱がなかなか下がらないと、重症化しやすいと感じている医師もいるようですね。
普段から予防のためにできること
最終的には、普段の風邪のメカニズムと同じ様に、自然に快復するまでの対症療法的なイメージのようです。そのためにも、日々から免疫力を高める(維持)必要がありそうですね。免疫力を高めるためにできることはいくつかありますが、個人的に重要だと思っているものは、
- ストレスのコントロール
- 質の高い睡眠
- 栄養バランスの良い食事
です。今の日本では、これら基本的な生活が崩壊していると、実際に感じますので、自己管理がとても大切ですね。
そして、もちろん、感染源とならないためにも、徹底的な手指衛生や感染防御の意識も持つことが必要です!
まとめ
今回紹介したチャートは、信頼できるものですが、あくまで個人での判断という部類に入るので、少しでも不安がある場合は、自分だけでなく周囲の方々のためにも、一度、保健所へ相談をしてから、医療機関にかかるようにしましょう。
この記事を書きながら、私も肺自体ではないですが、喘息という呼吸器系(気管, 気管支)に基礎疾患があるので、人一倍、予防に努める必要がある意識を高めることができました。
皆さんの健康を祈っています。そして、できるだけの予防をして、早く治療方法が開発されることを願うばかりです。この人類すべてへの試練を、共に支え合いながら乗り越えることができる様に努力しましょう!
最後に、罹患された患者様やそのご家族、また懸命に治療にあたってくださっている医療関係者の皆様に感謝しています。
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